浄土真宗は「出会い」を大切にする仏教です。
特に大切にしているのは
阿弥陀さまという仏さまとの出会いです。
宗祖・親鸞聖人は 修行もできない愚かで弱い自分を、
「かけがえのない尊いいのち」と
大切にみてくださる阿弥陀さまと出会いました。
親鸞聖人は ご自分が出会えた阿弥陀さまの教えを、
『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』という書物にします。
その後も多くの書物を著されました。
それは当時の人々だけではなく、
後の世の人々に阿弥陀さまの〝温かなこころ〟を伝えるためでした。
そのおかげで私たちは 今も親鸞聖人の示された教えを通して、
阿弥陀さまの〝温かなこころ〟に出会うことができているのです。